小説

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小説一覧

よーほるの(3990字)
国語が好きな私と、小柄なにゆちゃん。近代の学校での、二人の何気ない一日。

炎を見た(5797字)
私の父は手の上に何でも乗せた。旅の芸人だった。ある日父は星を受け止めてほしいという依頼を受ける。

ささやき(12602字)
猛暑災害という言葉も定着した夏、サトの飼うカタツムリにはある秘密があった。気候変動×カタツムリSF。

死なない光は柔らかい(10216字)
青い狐火を追いかけて、過去へ戻る電車に乗ったアサカ。思い出すのは死なない光を浴びせるお母さんのこと。

大食い女(13023字)
母さんのご飯は美味しい。母さんのご飯が大好きだ。ずっと一生、食べていたい。フード性悪説アンソロジー寄稿作。

さまよえるベガ(4335字)
ベガへ行くにはちょっと変わった方法でないといけない。そしてたどり着いた時、迎えてくれる者は……。(『さまよえるベガ・君は』収録)

君は(6721字)
突然尋ねてきた友人。プロポーズされて思わず逃げてきた、という。私と君のおしゃべり話。(『さまよえるベガ・君は』収録)

コオトニイ・タウン(14542字)
妻に逃げられた。男は故郷のコオトニイ・タウンへ帰り、祖父母の遺品を整理する旅に出る。(『さまよえるベガ・君は』収録)

沈黙のために(10948字)
夏休み、おばあちゃんの団地へ行く。団地のある場所の地名は禁じられている。私とおばあちゃんは、団地を冒険する。(『沈黙のために』収録)

冬の群、馬数ある中の(5788字)
馬は殺さなくてはならない。冬を宿した馬を殺し、永の冬を終わらせる役目を「私」は任される。(『沈黙のために』収録)

夜明けの手紙(4235字)
この紙を挟んで向こう側の「あなた」への手紙。泡、籠、暁の三題噺。(『沈黙のために』収録)

宇比川(6147字)
間違えたバスにずっと乗り続けている「私」。人魚の首塚のあるお寺に行こうとするが……。人魚伝説×SF。(オンラインメディアKaguyaPlanet寄稿作)

優しい女(8979字)
母親から何度もかかってくる電話。対応をAIに任せた「私」は……。AI×ジェンダーSF。(オンラインメディアKaguyaPlanet寄稿作)

・掌編

ねどこシリーズ
診断メーカー「ねどこ」を使った即興創作集。各編およそ140〜150字程度です。ランダム表示版(スマホだとうまく表示されないようです)

謎の駅
診断メーカー「謎の駅」を使った即興創作集。各編およそ140〜150字程度です。ランダム表示版(スマホだとうまく表示されないようです)

 

やうやうばなし(2321字)
あのひとは、うらぶれてやぶのなか。眠れない私の頭の中の思い出と歌。

杉山さん(1884字)
石しか食べない杉山さんとランチミーティング。

人工的な物語(1112字)
人類を離れた「書物」たちについての報告。(『鳩のおとむらい 鳩ほがらかアンソロジー』寄稿作)

たちあおい月より(984字)
自炊は好きです。夕食の買い物と入れ替わりについて。(CALL magazine寄稿作)

砂漠は閉じている(1946字)
砂漠に幽霊はいない。人がいないから。それなのに……。

ロボの心身問題(2004字)
人類と共にあったというロボとは如何なる存在か?